◯炭水化物、脂質・・・体を動かすエネルギー
◯タンパク質・・・身体をつくる材料
ダイエットには米やパンは敵だから、
とにかく炭水化物は少ない方がいい!
と頭に刷り込まれてしまっていて
「糖質を摂るのが怖い」
と思っている方も多いはず!
でも、実は
糖質が少なくても痩せないし
糖質が筋肉の材料になることもできません。
タンパク質をいくら多く食べても
筋肉が沢山つくというわけではないし
タンパク質は
体を動かすエネルギーになることはできません。
だからこそ、
取りこぼしなく
バランスの良い食事をとりましょうね!!
と言われたりするんです。
それぞれの栄養素が、
体の中で自分の役割を全うできるように
適正量を知り、
無駄な恐怖感なく食べられるようにしていきましょう!
では、実際にどのくらいの量が適切なのか教えちゃいます!
◆厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020)」
<生活習慣病の予防・改善の指標となるPFCバランスの比率>
P(タンパク質)13〜20%(※50〜64歳は14〜20%、65歳以上は15〜20%)
F(脂質) 20〜30%
C(炭水化物) 50〜65%
では!これをダイエットで考えた場合は
どうなるかを解説しますね!
(例:40歳、155cm、50kgの女性、運動で代謝を上げたい人)
(基礎代謝量)1216kcal+(1日の活動量)300kcal=1516kcal
1516kcalまでは食べても太らない数字とします。
・炭水化物は全体の6割
・タンパク質は一般女性で運動しれば体重の1.2倍
・脂質はその残り
と言った感じで
それぞれの栄養素を計算していくと・・・
<ダイエットの場合>
P(タンパク質) 60g(240kcal) ← 体重の1.2倍
F(脂質) 40g(367kcal) ← 残り
C(炭水化物) 227g(909kcal) ← 全カロリー6割
あれ?
結局、厚生労働省さんから出ている数字と
なんら変わりありませんね。
ということは、
ダイエットも
生活習慣病の予防を意識した食事も、
結局ベースは一緒!
健康になるために食事や運動をしていたら、
自然と標準まで体が整った!
程度のことなんです。
世の中のダイエッターたちは、
ダイエットだから!と気合が入りすぎて😤
極端なことをしすぎたり
難しく考えすぎたり
してしまいます。
こうやって数字に出してみると
実はダイエットって
特別なことなんて1つもないんです♪
さぁ、ダイエットのイメージは少しずつ変わってきましたか?