◆第3章 ダイエットに必要な3本柱
DAY8 第一の柱:主要な栄養素の役割と摂取バランス



炭水化物、脂質・・・体を動かすエネルギー

タンパク質・・・身体をつくる材料



ダイエットには米やパンは敵だから、
とにかく炭水化物は少ない方がいい!


と頭に刷り込まれてしまい



「糖質を摂るのが怖い」



と思っている方も多いとは思いますが、




糖質が少なくても痩せないし

糖質が筋肉の材料になることもできません




タンパク質をいくら多くしても
筋肉が沢山つくというわけではない

タンパク質は
体を動かすエネルギーになることはできません









だからこそ、
取りこぼしなく
バランスの良い食事をとりましょうね!!
と言われたりするんです。




それぞれの栄養素が、
体の中で自分の役割を全うできるように



適正量を知り、
無駄な恐怖感なく食べられるようにしていきましょう!






では、実際にどのくらいの量が適切なのか


厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020)」
はこんな感じです!



<生活習慣病の予防・改善の指標となるPFCバランスの比率>
P(タンパク質)13〜20%(※50〜64歳は14〜20%、65歳以上は15〜20%)
F(脂質)   20〜30% 
C(炭水化物) 50〜65%




ではダイエットの場合は
どう考えるかを解説しますね!




(例:40歳、155cm、50kgの女性、運動で代謝を上げたい人)

基礎代謝量1216kcal+1日の活動量300kcal=1516kcal

1516kcalまでは食べても太らない数字とします。



<ダイエットの場合>
P(タンパク質) 60g(240kcal) ← 体重の1.2倍
F(脂質) 40g(367kcal) ← 残り
C(炭水化物) 227g(909kcal) ← 全カロリー6割





あれ?




結局、厚生労働省さんから出ている数字と
なんら変わりありませんね。





ということは、
ダイエットも
生活習慣病の予防を意識した食事も、


結局ベースは一緒!


健康になるために食事や運動をしていたら、

自然と標準まで体が整った!
程度のことなんです。




世の中のダイエッターたちは、

ダイエットだから!と気合が入りすぎて


極端なことをしすぎたり

難しく考えすぎ
たり


してしまいます。


こうやって数字に出してみると

実はダイエットって
特別なことなんて1つもないんですよ♪




さぁ、ダイエットのイメージは少しずつ変わってきましたか?

ワーク7
  • PFC計算機を使って自分のPFCバランスを調べてみよう!

PFC計算機
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